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キンシバイ(金糸梅)
キンシバイは、中国中部原産のオトギリソウ科・属の小低木です。日向でも半日陰にも良く育つので、庭の高木の下植えや公園では広い芝生のアクセントのように植え込んであるのをよく見かける。

我家のキンシバイは、紅梅の下に鉢植にしています。半日陰で午後の陽に映えて咲く金色は良く似合うと思います。私は、梅雨空の下に咲くキンシバイが一段と金色が輝いて美しいと思います。

キンシバイは、株立ち上に枝を伸ばし緩やかに半円形に垂れ下がり、先端に数輪の花を付ける。剪定しなくても丸く株立ちになりますが、毎年,同じ大きさを維持する時は、中か小程度の剪定、思い切りコンパクトにするには根元から切り戻し大剪定すると良い。

キンシバイは、江戸時代の宝暦10年(1760年)に渡来して、北海道を除く各地で繁殖しています。
ヒペリカム・ヒドコートというのは、西洋キンシバイの園芸種ではないだろうか。大輪でオシぺも長い、豪華な花です。

同じく中国原産のビョウヤナギ(未央柳)も同属の種ですが、こちらは雄しべが長く、花弁が反り返って咲きます。

キンシバイの花
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わが庭のキンシバイは、花が終り、その跡に種(注)をつけいます。
漢方薬では、キンシバイは利尿効果が高いとされていますが、種ではなく、葉や花、茎を乾燥して煎じて飲むそうです。

(注)は、種と書いたのは、種でなく、新芽が芽だししてきました。訂正します。
by tjirocyo | 2012-06-21 11:31


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